先日の記事で(ニュースアプリにはない新聞の価値)について書きました。新聞読みとして、いつかは読んでみたい新聞として「ニューヨークタイムズ」があるわけです。

新聞の最高峰ですね。

英語は苦手はボクは当然読めませんが、やはり海外の新聞は日本の新聞に比べて質が高いと言われてます。一応補足しておくと、ニューヨークタイムズは評価は高いですが、世界で最も売れている新聞は日本の「読売新聞」です。

ニューヨークタイムズやフィナンシャルタイムズといった海外の新聞はあくまで地方紙であって発行部数は100万部そこそこです。



本書はニューヨークタイムズの成り立ちから新聞報道のあり方まで綴っています。

16年近く前に出版された本ですが、日本の新聞と報道姿勢を比較している部分については現在でも通用する事だと思います。

簡単に要約すれば、日本の新聞と言うのは表面的な事と偏った報道姿勢ですね。

例えば、米AT&Tと英ブリティッシュ・テレコムの提携、国際石油資本ブリティッシュ・ペトロリアムと米アコモの合併にについて、様々な角度から10以上の記事を書いているわけです。対して日本の新聞は、社説の論調に合った記事しか掲載しない。これは今の日本の新聞も抱える問題だと思います。

話によると、ニューヨークタイムズは曜日によっては100ページ以上もあるそうです。

日本の新聞が低俗だ言われている理由は、あまりに巨大な部数だと思うんです。

それこそ、小学生からお年寄りまで読むわけで、経済の専門用語や政治の深い話をしてもスルーされる。朝日新聞だったらドラえもんのクイズコーナーとかを入れて部数を維持しなければならない。

逆にニューヨークタイムズといった高級紙の場合、そもそも100万部単位なわけで、それこそ専門用語は知ってて当たり前という文化がある。

他の本ではニューヨークタイムズは批判されてますが、ニューヨークタイムズが目指しているのは速報性や時事ネタではなく、世の中の動きを様々な角度から考える事。ボクはそれこそネット時代を生きる新聞が目指す場所だと感じました。

ニューヨークタイムズの報道姿勢や成り立ちが知れるという点で、現時点では唯一の本かなと思います。

新聞に興味があれば是非、おすすめです。
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