公開当時もそれぼと盛り上がらず、今まで何となくスルーしていけど「ドラえもんファンなら押さえておかねば」と思い見ました。率直に言います「見なきゃ良かった」。そして全ちびっ子にも言っておきます「見ない方がいい」。

基本的にドラえもん劇場版ワースト1は「緑の巨人伝」が不動ですが、2位「人魚大海戦」に続いての駄作です。まず全てにおいて「嘘」の臭いと「どこかで見た感」そして「臭さ」が漂います。

●あらすじ。

「タイムトリモチ」で、500年前に絶滅した巨大な鳥モアを捕まえてしまったのび太とドラえもん。絶滅動物を保護しているベレーガモンド島へ、モアを連れていくことに。そこは「ゴールデンヘラクレス」と呼ばれる黄金のカブトムシの力に守られた不思議な島だった。

ドラえもんたちはロッコロ族の少女"コロン"やドードー鳥の"クラージョ"、のび太にそっくりな少年"ダッケ"と出会い、見たこともない動物たちと楽しく過ごしていた…。ところが「ゴールデンヘラクレス」の力を狙う悪の商人シャーマンが島を襲ってくる!島を守るために、ついにドラえもんたちが立ち上がる!


●感想。

おそらくですけど、本作は「のび太の恐竜」「雲の王国」「太陽王伝説」を足して2で割って感じの作品です。それが全てにおいて裏目に出ている。少しストーリー的な話をすると、冒頭でのび太はパパにクワガタを買って貰うわけです。パパは金魚の例を出して「今度は大丈夫か?」と念押しするわけですが、そこで2人は指切で約束をするわけです。

はっきり言ってこの作品はこの時点で作品として終わっているわけです。その後に入るのび太のパパとママの「のび太が生まれて本当に幸せだった」という謎の涙を誘いうシーン。そして、脚本的に強引なドラミちゃんの登場。太陽王伝説を彷彿とさせるタイムホールとトリモチ。そこでドードー鳥を捕獲してしまい、絶滅動物を保護している謎の島への行く事になるわです。

少しネタバレをすると、ここでデンスケ(F先生作品お馴染み)がドラえもんではなく、子供時代のび太のパパを連れて来てしまうわけです。偶然が偶然を重なり忘れん坊で記憶を消されたのび太パパとのび太は島を救うため戦う事になるわけですが、もう逆に凄いです。

冒頭でかなり強引な「ドラえもんの道具は使えませんアピール」です。それは子供たちの力で解決しましたアピールなんでしょうが、だったら「のび太と鉄人兵団」とかどうなる?っていう話です。

で、その島に眠るゴールデンヘラクレスを狙う謎の集団。(こいつらの扱いの酷さと来たら、、宇宙開拓史の比ではありません)。終盤でののび太パパとのび太の感動的な展開があるわけですが、リポビタンDのCMですよあれは、、。あまりにも臭ずきる。最終的にのび太パパはメンインブラックの最後よろしく「記憶を消されて送り返される」わけです。ボクは最後まで見て「これはうつつ枕関係のネタなのか?」と思ってました。

結局、話によればタイムパトールが解決したらしい、、らしいのです。(※登場はしません。)

たき火のシーンも含め本作は要所要所で「家族の大切さ」をアピールして来るわけですが、ドラえもんってそんな作品だったか?という疑問が抱きます。

これはDVD版の話ですが、冒頭でお知らせが入るわけです。「テレビから離れてみてね」とか「DVDは奇麗に扱ってね」といった類なですが、これが5分くらいある。今の子供ってそんなにレベル下がったのか?と疑問を抱きました。ただ、唯一良かった点は「福山雅治さん」の主題歌ですね。「不思議なものだ大人にはればときめくだけで子供になれる」これは良かったです。

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