現時点で日本で出版された中でUbeとAirBnBを扱った本は本書だけです。ただ、正直に感想を言うと、期待していたほどでは無かったという残念な本です。あくま論じてあるだけであって、本から「おいおい皆、Uberってすげぇぞ!」という著者なりの興奮が足りなかった。

例えば、UberのCEOにインタビューしたとか、実際にアメリカに飛んでUberの写真があるとか。そういった丁寧なルポが無かった事は非常に残念だった。1700円もしたんだから、Uberの実際の写真が1枚くらい挿絵で入ってても良かったのでは?


●簡単なあらすじ。

シェアエコノミー?Uberって何ですの?という方のために簡単に説明すると、シェアの新しい形です。本書によれば、

インターネットの普及。
ソーシャルメディアの普及。
スマホの普及。


それによって革命が起こっているという事です。つまりは、今まではマッチングできなかったものが、スマホの登場によってマッチング可能になった。その昔で言うネットオークションのように物や価値をシェアする価値の誕生。その市場規模は2030年頃には数十兆円規模になるそうです。Uberの時価総額は既に5兆円とも噂され、AirBnBも1兆円以上の価値があるそうです。で、Uberの話ですが、これは簡単に説明してしまうと、自家用車をタクシーにしようとする仕組みです。

●UberとAirBnBって何?

例えば、Aさんが車を所有している。その車は週のうち半分くらいしか使わないと過程します。そして、Aさんは1週間のうち半日程度の暇な時間がある。その時間を使って、その自家用車でタクシーをしましょう。というのがUberのビジネスモデルです。利用者のメリットとして、

料金が安い。
アプリを使用して配車できる。
アプリ経由でクレジットカード決済が出来るので、下車の際にお金を払わない。

といったメリットかあります。ただ、世界的に注目を集めるUberですが、批判もあって。やはりプロのドライバーでも無い事からトラブルが絶えないといった問題もあります。変な話が強姦とかスリとか暴行ですね。

対して、AirBnBの場合は部屋をマッチングさせる仕組みです。

例えば、Aさんが住んでいる家の1室が空いている。この部屋を誰かに貸し出してホテルのように利用してもらおう。利用者はホテルよりも格安で、部屋のオーナーは空いた部屋からお金を稼ぐ事ができる。

AirBnBの場合も似たようなもので、ホテル業には法律があって、例えばスプリンクラーが必要とか。税金がかかるとかですね。それ無視するAirBnBには批判があるわけです。世界的には二極化で、認める地域と認めない地域があるそうです。

これがシェアエコノミーで起こっている本書の主題です。

●世界はシェアエコノミー?

スマホの普及、ソーシャルメディアの登場によって個人対個人のマッチングが可能になった。評価システムや身分確認の仕組みですね。ビデオが当たり前にレンタルされてるいように、スマホの登場によって様々な物がシェア可能になった。これがシェアエコノミーの革命です。今後は分かりませんが、5年後、10年後には、今までの価値観が大きく変わっているのかもしれません。それは日本で言うhuluのように、、。

ただ、できれぱ500ページくらい使って分析して欲しかったですね。(笑)
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