WOWOWの佐久間さんの本は現時点て流通しているモノは2冊。1冊目はライター?さんが書いたもので、もう一つは佐久間さん本人が書いた本書です。我が家は実はWOWOWに加入しているクチですし、地上波と違うハリウッドのヒット作品やアーティストのライブを楽しんでます。

今でこそコンテンツにお金を払う事をニコニコ動画のプレミアム会員も含めてhuluとかそうですけど、普通です。でも当時、90年代前半はそれこそ地上波全盛。バラエティで言えば電波少年とか、ひょうきん族とか放送されていた時代。さらに言えば、お父さんがビール片手に野球のナイターを見るのが当たり前で、子供たちが「ねぇ〜お父さんテレビ見せてよ」とせがっていた事が当然の光景でした。

実はWOWOWは開設から10年近く700億円近い累積赤字を抱えていたそうです。
それを解消したのが本書の著者である佐久間さんです。

で、本書はその功績を振り返りつつ、経営を語ろうという趣旨の本です。

ただね、はっきり言って面白くないわけです。
やっている事が日本的と言いますか、結局は赤字を解消するために経費を削減した事。そして電気店を丁寧に周り、社員のモチベーションを上げた事。社是をつくり徹底させた。つまりは、20世紀型の理想的な経営を追求したわけです。佐久間さんは元パナソニック人ですが、やっぱり松下幸之助イズム的な価値観がありますよね。それは90年代後半までは通じたのでしょうが、2015年の今を見るともの凄く古いです。いゃ、やっている事は正しいのですよ。

一つなるほどっ!と思った事は自前のコールセンターを作った事。
これはザッポスもそうですが、顧客との接点という点で重要です。

本書が出版されたのが2005年ですが、livedoorの騒動も含めてネットや放送の未来を殆ど語ってない事が残念でした。読者受けを狙うのであれば、WOWOWのCMにおける明石家さんまさんを口説いた理由とか、そういった事が入っていると、「あっあのCMが流れていた時はこういう事があったのか!」という感じで面白かったと思います。

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