ビットコイン。最近では、ホリエモンなどが話題にして注目されてますし、ニュース等でも報道されたビットコインの取引所である「マウントゴックス」の破綻によって(ビットコインって危ないんじゃね?)みたいな風潮が流れてますが、本書は立ち位置としては「仮想通貨擁護派」です。

著者は、あの「「超」整理法」で有名な「野口悠紀雄さん」です。

●感想。

「まず冒頭で面白かったのは、マウントゴックスの破綻は世界的なビットコインに関係ないという話です。」

「ニュース等では何十億円相当のビットコインが失われた、、みたいな事が注目されましたけど、ビットコインそのものがP2Pつまり世界中の複数のコンピューターで管理されている。」

「一説によると、民間の銀行よりもセキュリティは安全だという話です。」

「専門的な話になりますが、例えば日本銀行券は使えば無くなるという非常にシンプルな構造ですが、Edyやスイカを含めた問題になるのが、どうやって重複を防ぐのかという事です。」

「この辺はちょっと専門的なんですが、例えば一度使った通貨がそのまま再利用される困るわけです。その辺は本書を読んで欲しいのですが、データを返却するとか色々な方法によって運用されているそうです。」

「で、細かい説明は割愛しますけど、ビットコインを含めた仮想通貨が注目されている理由は大きく言えば2つあって、一つ目は世界共通通貨なので両替コストや送金コストがほぼ無料という事です。二つ目は政府に依存する必要が無いという事です。」

「ただ、ボクが本書を読んで思った事は、確かに本書はビットコインの入門に対しては良書はわけですが、その後ですよね大切なのは。」

「例えば、ドコモ銀行券とかソフトバンク銀行券を発行しました。ではダメで、それをどうやって流通されていくのか。そしてどうやって価値を担保するのか。」

「日本銀行券とか国家(正確に言うと政府出資の民間銀行)が発行する通貨は国家に対して信用で成り立っているわけですし、国家内。日本国内という限られた範囲において政府にとって都合のいい通貨なわけです。」

「国債を発行する事でお金を集められるわけですし、マネタリーベースの調整によって通貨の価値。景気の促進だったりね。」

「でもビットコインになるとその権利が全て無くなるわけじゃないですか?」

「世界共通通貨の問題はそこですよね。EUのユーロでドイツとギリシャが揉めたのも、共通通貨だからですよね。これがドラクマ時代だったら、、みたいな話はよく聞きました。」

「本書では確かにビットコインを含めた仮想通貨良さは伝えるけれど、本当に大切なのはその先でどういったプロセスで日本円とビットコインを交換するか。または、国債による調達をどう補完していくのか。」

「良いのは分かったよ、世界は変わるよ。じゃあどうする?ですよね。その辺の興奮っていうかワクワク感が無かったわけです。確かに、仮想通貨の入門としては最適です。」

「あと、Googleで(ビットコイン)と検索すると怪しい業者のサイトや広告が大量に表示されるので、やっぱり怖いという認識は変わりません。」

ビットコインに興味があれば面白いです。
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