読書術と言えば、それこそ数えきれないほど本が出てます。大体は似たり寄ったりという感じで、「へぇ〜そうなんだ」くらいの本が多いですが、本書はかなり型破りですよね。まず多くの本がベストセラーを敬遠する中で読書素人こそベストセラーの本を読むべきだ!という冒頭。漫画を低俗するエリートが多い中で、漫画こそ最高の教科書であるという話。読書こそ自分の収入を上げる最も効率的な方法という事には共感します。本書では、読書によって1億円ほど著者が稼いでいるという、ちょっとチクっとしますが、言っている事は型破りながら全うです。

個人的には冒頭の「本を売るには方法がある。書店によっては著者が数百冊単位で購入する事で一等地に大量の本を置く事ができる」といった裏話が面白かったです。

◎つべこべ言わず、まずベストセラーを買え。
◎流行に関係なく、好きなジャンルをとことん掘り下げろ。
◎漫画を侮る人は、お金を稼げるようにはなれない。
◎落ちこぼれ本には、ホラ話が多い。
◎創業社長の本は、苦労話より自慢話に注目しろ。
◎著者プロフィールは、ブランディングの教材。
◎マルクスの『資本論』は、今すぐ読んでおけ。
◎お金持ち本は、「流行本」と「時流本」に分類する。
◎出かける際には、必ずペンと本を携帯する。
◎本棚は、背表紙をすべて眺められるものがいい。
◎本棚に難しい本が並んでいる人より、簡単な本が並んでいる人のほうがお金持ち。
◎身近で一番稼いでいる人が贔屓の著者を聞いてみる。
◎本を読むスピードは、他人と比べない。
◎一瞬で理解できないことは、今のあなたには必要ないということ。
◎100冊単位で人脈は入れ替わり、年収がアップしていく。

ただ、千田琢哉さんの本の特徴ですが、良い紙を使っている割に中身は薄いというものはあります。本書もそうですが、読書初心者には丁度いい文量ですが、やはりある程度、読書をしていると中身は薄いです。たぶん、あきらかに読書の上級者よりも初心者を狙った戦略なんでしょうね。それはそれでマーケティングとしは正しいですし、書店でも結構な冊数が売れているそうです。
スポンサーリンク