ドラえもん劇場版最新作である「のび太のスペースヒーローズ」が超駄作だった事は以前に書きました。本当に「どうしたドラえもん?」ですが、大山ドラからバトンタッチしたわさドラ作品の全てがダメかというと、そうではなくて、割と初期は良かったと思ってます。まぁ「のび太と緑の巨人伝」はドラえもん史の中で無かった事になっているわけですが、リメイクは結構ボクは好きですね。今の所、わさドラ版のドラえもんでまともに見る事が出来るのは、

・「のび太の恐竜2006」
・「新・のび太の魔界大冒険」
・「新・のび太と鉄人兵団」


の3作品のみだと思ってます。

で何故に今回「のび太の恐竜2006」を見たかと言うと、冒頭にも言ったように「のび太のスペースヒーローズ」があまりにも酷かったからです。だって劇場に行って、映画が終わった後で前の席の子供2人が「あ〜長かった」って言ってましたからね。ホント子供向けに作って子供に悟られるって最悪でしょ。本当にドラえもんってこうだったのかな?っていう思いでわさドラ版の最初を見たわけです。率直な感想を言えば、もの凄く良かったです。F先生が手がけた劇場版1作目。もう公開が30年以上前ですが、さすがに今のちびっ子にあれは無理。そしてリメイク版ではオリジナル版の良い所を上手く取り入れながら、最新技術でフラッシュアップさせる。これは見事でしたね。監督は「のび太の結婚前夜」など感動系ドラを手がけた渡辺歩さん。F先生の時は全て芝山さんが監督されてますが、わさドラはホント、寺本さんと渡辺さんだけでいいです。

やっぱりドラえもん映画の魅力は生死を子供たちが問われながら成長していく仮定ですよね。本作で言うと、ピー助を助けるための戦い。そして恐竜ハンターから逃れながら、仲間同士の絆を深めていく様子。「のび太のスペースヒーローズ」のように道具ありきではなく、極力に道具を避けながら子供たちの力だけで成長していく。これこそ原作者のF先生が貫いたテーマですよね。死ぬかもしれない。例えば、「鉄人兵団」のように。そのちょっと大人な感じが老若男女を捉える要因です。

そして、のび太の恐竜2006では、最後にピー助を日本に送り届けてタイムマシンで帰るシーン。そこで本当に泣きそうになりました。そして最後の暖かい表情をしたのび太たち5人の表情。そしてエンドロール。リメイクとして完璧でしょ。とりあえず、わさドラ映画でも上記の3本は原作の良い部分を取り入れながら、最新技術を駆使している。えっ「宇宙開拓史は?」と思うでしょうが、あれは変に改編されているので好きじゃないです。

とりあえず、改めて見たら「のび太の恐竜2006」は面白かったという話でした。
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