世間的にルパン三世の最高傑作と言えば、「カリオストロの城」だという人が多い。銭形警部の「盗んでいきました。あなたの心です。」とか、めっちゃ有名ですけど、ボクの中ではカリオストロよりもこちらに方が名作です。ルパン史においては、ルパンの声が山田康雄さんから、栗田貫一さんにバトンタッチした第一作目だそうです。

●あらすじ。

ルパンはブラジルで一仕事を終え、飛行機に乗っていた。そこで出会った少女ジュリア。ジュリアはアメリカの大富豪の一人娘だった。ルパンが盗んだダイヤを入れていた人形を取られるが、ジュリアの隣の席には不二子がいた。不二子の狙いはノストラダムスが書いたという、予言書だった。しかし、ジュリアは空港で何者かによって攫われてしまう。巨大ビルとノストラダムスが交錯しながら、ルパン史上最大の盗みが展開されるのだが、、。

●感想。

余談ですけど、最近のCGの凄い映像よりも圧倒的にセル画の方が迫力がある。これが公開されたのが1995年。今から考えると、20年前。確か、エヴァと同い年だったはずです。冒頭の原子力潜水艦の爆破のシーンでボクはころっとやられました。そして、物語のキーとなる1000メートルを越える超高層ビル。当時は「こんなの人類に出来るばすがない」何て思っていたら、ドバイの「ブルジュ・ハリファ」がそびえ立つ時代。ボクも年を取ったな、、が正直な感想です。

で、本作の凄さは場面展開の早さですよね。超高層ビル→処刑島→密林と次々に場面が展開していく。ちびっ子にはあまり言えないけど、ルバンと不二子があんな事になるシーンもあるわけです。やっぱりお笑い要員は銭形のとっっあんなのは定番ですよね。そして、最後には超高層ビルでのルパンたちと敵の戦い。そしてド派手なラストが待っている。結局、本作が貫くものはお金や権力ではなく、子供のに対する愛ではないか?というアンチテーゼ的なものです。全てを無くして本当に大切なものが見えて来る。最後の最後でジュリアと意気投合したルパンが「セルジオの船!」というシーンはじーんと来ます。

萌えキャラというそうものではなく、本当にストーリーも映像も素晴らしいと思います。
余談ですが、ジュリアの声は子役時代の安達祐実さんです。これは、はまり役。
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