14日発売ですが近所の書店にふらっと立ち寄ったら売っていたので買いました。まぁね、これは言っていいのか悪いのか分かりませんが、できれば書き下ろしが読みたかった。本書は雑誌「プレジデント」の連載を書籍化したもの。何て言うんですかね、一つ一つの大前節はいいものの、どうしても統一感が無いですし、散漫的な印象が否めません。

個人的に残念だった点は、うわっそんな方法あったのかっ!
という大前さん独特の提言が少なかった事です。

1年を総括して2014年に起こった事を大前さんが解説している事のは面白く読めました。
ただ、これで1800円は少し高いかな?と、、。


以下、簡単に各項目についての感想です。

●復活への秘策

・オリンピックバブルに騙されてはいけない。
(オリンピックで景気が回復するとは限らない。都市の東側を再開発してウォーターフロントを作れ。)
・日本の部長の給料はなぜ、世界最低レベルなのか。
(アメリカやアジアと比較して日本の管理職の給料はそれほど高くない。)
・「アマゾン」の一人勝ちはなぜ起こるのか。
(物流と帳簿とIT。これがあってこそ戦える。)
・どこまでも続く「ソニーの一人負け」
(PS2の時のようにPS4がソニーを助けるとは思えない。スマホも既にコモディティ化している。)
・フランス人COO誕生へ! 武田薬品工業は成功するか。
(新薬の開発はとても難しい。買収による戦略も正しいのか?)
・ゴーン退任こそ日産飛躍のベストシナリオ
(日産のルノー逆買収を提案。)
・長期衰退を止めるには移民政策しかない。
(日本もアメリカのようにある一定の条件によって、グリーンカード制度を実施せよ。)
・シェールガスの対日輸出解禁でガス価格は下がるのか。
(ガス価格の暴落はアメリカにとって痛手。日本への輸出の可能性が高まる。)

●世界の視点

・集団的自衛権、安倍流「普通の国」とは、どんな国か。
(韓国もオーストラリアもPKOで大量の死者を出している。)
・お金をムダにしない「ドイツ連邦制」の仕組み。
(日本と違い、ドイツでは州に憲法や徴税権がある。)
・就職に困らないドイツの「一〇歳のハローワーク」
(ドイツのマイスター制度、10歳の段階で自分が進むべき方向を決める。)
・台湾の経済は、中国よりも圧倒的に強い。
(台湾が飲み込む中国。)
・サムスン電子と心中か? 韓国経済の暗雲。
(韓国のGDPの2割を稼ぎ出すサムスン。しかし、スマホの低価格化。そして真似ればいいという韓国的な考えがイノベーションを阻害している。)
・韓国、中国が狙う、北朝鮮の植民地化とロシアが狙う労働力。
(韓国の朝鮮統一、そしてロシアや中国は資源と労働力を虎視眈々と狙っている。)
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