つい最近のビックニュースとして、日テレの動画配信サイト「Hulu」の買収がありました。ボクも会員なのですが、日本のテレビ局それも民放キー局である日本テレビが買収した事は驚きでした。で各所で色々な分析が行われているようですが、今回は簡単に日本テレビの「Hulu」買収による「メリット・デメリット」をまとめてみようと思います。



Hulu at OSCON
Hulu at OSCON / Garrett Heath




●メリット1.日本テレビのコンテンツが増える。



これは誰の目にも明らかですが、例えば、日本テレビで放送中もしくは放送が終了した番組の配信が考えられます。とくに、ボク個人的に注目しているのが「名探偵コナン」と「ルパン三世」です。これはGyaoやU-NEXTなどでも配信されているので、配信のハードルはそれほど高くありません。例えば、電波少年を全話配信する、、なんて事になれば、それは注目を集めるでしょう。



●メリット2.日テレの影響力でコンテンツが増える。



基本的に、これはメリットとデメリットが表裏一体です。例えば、アメリカ資本だったころのHuluは海外のコンテンツ(例えば、LOSTであったり24であったり)に強かったわけですが、日本のコンテンツはそれほど多くありません。民放キー局という影響力を使って日本のコンテンツが増える可能性はあると思います。正直に言うと、海外のドラマの声が吹き替えになったら最強です。



●デメリット1.月額料金が高くなる。



ある意味で980円で採算がとれるのか?という疑問が残ります。ビデオオンデマンドであれば、コンテンツが増えれば増えるほど収益が上がるわけですが、定額配信それも980円で採算が取れているのか?は疑問です。例えば、会員数100万人で980円だと年間で98億円ですから、たぶんそれがアメリカのHuluが日本事業を日本テレビに売却した理由なのでしょう。例えば、アメリカのHuluは日本とは違っていて、広告収入で収益を得るそうで、それはそれで選択肢としてはあるでしょう。



ただ、利益を最優先するのであれば月額料金の値上げは避けられないでしょう。



●デメリット2.他局は日テレに番組を流すのか?



1コンテンツあたりの分配がとうなっているのか?は分かりませんが、日本でビジネスを展開する上で他局のコンテンツ獲得は必至なわけです。今でもテレ東やTBSやコンテンツを提供していますが、ライバルである日テレにコンテンツを提供するのか?という部分は疑問が残ります。マクドナルドでロッテリアのポテトを売るようなものですからね。これはユーザー一番の懸念点です。



ただ、日本テレは今後も他局を含めた幅広いコンテンツの獲得は発表しています。



●Huluは民放全局で買うべきだった。



と思うのはボクだけではないでしょう。例えば、日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京といった民放キー局で分割した上で買収するべきだったと。それなら快くコンテンツを配信できるわけですし、再生数に応じて収益を分配するシステムがあっても良かったと、、。



アメリカでは既にネットフィリックスに代表されるように、定額でコンテンツを見る事は当たり前なわけで、日本でもそろそろリアルタイムの視聴だけではなく、好きな時間に好きな番組が見られるスタイルになっても不思議ではありません。
スポンサーリンク