iPhoneやiPadを発売するアップル。iTunesやApp Storeなどを展開しているので、一見するとソフトで稼いでいるように見える。確かにそれだけで日本の大企業と方を並べるほど稼いでいるのは事実ですが、実はソフトは売り上げの一部でしかありません。アップルは正確に言うと、古き良きハードを売る会社なのです。故スティーブ・ジョブズ氏がソニー創業者の盛田氏を尊敬していたように、アップルはハードを売って稼ぐ古き良きビジネスモデルは収益の柱です。



よく、アップルの新製品が発売される度に「原価幾ら」といった事が話題になります。

実際、iPhone5Sにしても一括で購入する場合は約7万円です。でも原価は約2万円ほどなので、かなりのぼったくりです。アップルはいわばイノベーションを起こして原価以上の価格で製品を販売する事で利益を上げているのです。



で、思ったのが最近は業績の不振に悩む「任天堂」もこのモデルを採用するのです。

例えば、任天堂3DSは現在は定かでありませんが、初期の頃は逆ザヤ。つまり、製造原価に対して安値で販売していました。これはゲームメーカーのビジネスモデルでハードを普及させるほどソフトの手数料で儲けるという独自のビジネスモデルに成り立つものです。これはソニーも同じで、PS3の利益が出始めたのは割と最近の事のようです。



で、思ったのが、任天堂もアップル方式を採用して「ハード」で儲けるビジネスモデルにしてはどうでしょうか?例えば、 2013年9月時点で売れた累計は、



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なので、3DSが1台あたり1万9000円なので、



3498万台×1万9000円=約6600億円
です。



例えば、本体価格が5万円だった場合、



3498万台×5万円=約1兆7000億円
です。



勿論、本体価格を上げれば販売台数が落ち込むのは必須ですが、例え売り上げが半分になっても十分に利益を生み出す事が可能です。僕の持論ですが、アップルと任天堂にそれほど大差はないと思ってます。アップルが優れている点は製品は勿論ですが、それ以上の高級感の演出なんですよね。開けた時の興奮であったり、トータルでの価値がある。あれだ高い価格を出したからこその魅力なんです。



任天堂もマリオを始め、ポケモンなど多数のソフトを保持するわけで、5万円が決して高いとは思えません。で、ここが大事なのですが、本体を高くする一方でソフトを圧倒的に安く作るわけです。通常、ゲームソフトはハードメーカーとソフトメーカーで取り分が決まってますが、ハードて多大な儲けを出す事ができれば、ソフトを圧倒的に安価に抑える事ができます。それはアップルがiTunesで1曲を99セントて売っているように、アップルは別にソフトで儲ける必要はなくて、あくまでハードを売るためのおまけとして提供しているわけです。



例えば、マリオの新作が1000円!だったら誰もが高くてもハードを買うでしょう。

ここに来て、ゲームを取り巻くビジネスモデルも変化の必要があるのかしれません。



まぁ実現できるかは別としてね。
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