たぶんIT関係者で無い人にはカタカナ語が多すぎて「どういう事?」と思うかもしれません。真っ向から本書と真剣に勝負する方法もありますが、今回は要点だけをかいつまんで、できるだけ分かり易く説明します。

簡単に言えば、旧来の企業というのは広告丸投げだったわけです。それこそ、娯楽がテレビやラジオ、そして雑誌や新聞といったマス広告が全盛で効果のあった時代(今はCMを流しても効果があるとか無いとか、そうとか、、)は、電通や博報堂に丸投げで良かった。でもネット全盛の今の時代、企業自身がメディアになる事が大切だという事です。フリーやシェア、ソーシャルを利用する事で効果的な広告を打つ事ができる。ただ、多くの人はフリーをチープと誤解していたりする。

勿論、日本最大の広告企業のトヨタのように爆発的な広告費を投下して強引にメディアを誘導する力があれば良い。でも殆どの企業がそんな爆発機的な広告を打てるわけではない。そこで自身をメディア化する事で消費者やユーザーとより密接に繋がっていく。広告業界ではネットの行動を「AISAS」(注意・興味・検索・購買・共有)に分析している。著者はさらに進化させて「ARLAS」アーラスと読むらしい(気づき・推薦・いいね!・購買・共有)だとしている。例えば、スタバやコカコーラ、マクドナルドのように強制的ではなく、消費者やユーザー自らが率先して広めてくれる。つまり、メディア化する企業になる必要がある。ただ、本書ではさらっと書いてある事でも、Twitterやブログの導入さえ悩んでいる企業がいる中でそこから、どうやって飛躍するのか?という点は難しいですよね。

ただ、本音では、商品やサービスが優れている企業は自然とメディア化している。その現象を詳細に分析したものが本書です。それこそ、アメリカのザッポスのような?
スポンサーリンク