基本的な電池の歴史を紐解く事ができます。電池が負ければ日本は負けるというタイトルですが、本音を言えば、電池自体が未だに日本が優勢である事は間違いありません。もともと乾電池というものを発明したのが、日本人という事にも由来していますが、サムスン電子などの韓国勢にも渡り合っている点では評価できます。ただ、電池自体は作れても、本書で綴られているテスラモーターズなどの電池システムでは後手に回っている。極論を言えば、電池は作れるけど下請け的に電池を生産しているだけとも言えます。
『「電池」で負ければ日本は終わる』感想、電池の歴史書。 63点(100点満点中)
基本的な電池の歴史を紐解く事ができます。電池が負ければ日本は負けるというタイトルですが、本音を言えば、電池自体が未だに日本が優勢である事は間違いありません。もともと乾電池というものを発明したのが、日本人という事にも由来していますが、サムスン電子などの韓国勢にも渡り合っている点では評価できます。ただ、電池自体は作れても、本書で綴られているテスラモーターズなどの電池システムでは後手に回っている。極論を言えば、電池は作れるけど下請け的に電池を生産しているだけとも言えます。