ホリエモンが「最も使えないビジネス書」という帯のコピーを書いている。本書はずばりビジネスにおける基本中の基本、人によっては目から鱗の情報が綴ってある。ビジネスで失敗する事は多々ある。それこそ1000みつと言われているように、1000個あったら成功するのは3つだ。ただ、その成功確率がもし上がるとしたらどうだろう?著者はカラーコンタクトの通信販売や化粧品の通販サイトを運営している。年商は13億円だそうだ。成功するビジネスと失敗するビジネス。その大きな違いはなんだろうは?



まず、著者はビジネスを始める前提として、以下の条件てビジネスを始めてはいけないと宣言する。

1.粗利が低いビジネス。
2.在庫を持つビジネス。
3.月間収入が無いビジネス。
4.大資本が必要なビジネス。

つまり、この4つの逆を行けば成功するという事だろう。

1.粗利が高いビジネス。
2.在庫を持たないビジネス。
3.月間収入があるビジネス。
4.小資本で始められるビジネス。

例えば、本書の中には弁当屋さんの例が紹介されている。今、大手スーパーに行けばワンコインで弁当が買える時代。(ウォルマートに買収された西友は凄いらしい)。それに対抗して町の弁当屋が薄利多売のビジネスを展開した所で勝ち目はない。1個売って10円の利益が出る弁当では、1000個売っても1万円の利益しか生まない。ビジネスは確かに実知で学ぶ事も多い。でも始める段階である程度は分かってしまう。この公式を出せば、小学生でも弁当屋さんは避けるだろう。子供の頃に女の子は「ケーキ屋さんをやりたい!」と夢見るが、実際は薄利多売だという現実を、大人は教えていいものなのだろうか?悩むな〜。

で、本書のタイトルにもなっている「客数」×「客単価」×「購入回数」。これは実際に真実であり、最も簡単に売り上げを計算する事ができる。例えば、マクドナルドの例が参考になる。

売り上げ高、3600億円で人当たりの単価が240円。年間の来店回数が15億回。聞いただけでも凄い。じゃあ実際、売り上げを増やすためにはどうすればいいか?という事ですが、簡単言えば「客数」「客単価」「購入回数」のどれかを増やす必要がある。マクドナルドの原田元CEOは客単価を上げる事によって、マクドナルドの利益を大幅に引き上げる事に成功した。(クウォーターパウダーとかね)。ただ、多くのビジネスでは「客単価」や「客数」のどちらかだけを上げようと努力している。しかし、これは高いハードルで、全体を底あげする事こそ、ビジネスで成功する秘密があると著者は言う。

例えば、

売上高=2000人×10000円×2=4000万円

というものがあったとする。

これを10%伸ばすと仮定してみよう。

売上高=2200人×11000円×2.2=5324万円

全体を10%上げるだけで、利益は33%も増えるわけです。

さらに、もっと多い25%伸ばすとすると、

売上高=2500人×12500円×2.5=7812万2500円

25%増やすだけで、全体の売り上げは倍に膨らむ事になる。

もの凄い単純な式ですが、ある一定の項目、例えば、来店客数を3倍にするといった事は無理でも、全体を底上げする事は難しくない。

それは、マクドナルドでもディズニーランドにも当てはまります。
ビジネスに悩んでいる方は参考になるかも?
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