Tower Records
Tower Records / elecnix

最近のAKBは色々と凄い。前田敦子、板野友美、篠田麻里子など人気メンバーの卒業があったけど、CDが100万枚を越えるヒットを連発している。僕自身、AKBの楽曲は一通り聴いているけど、それほど熱心なファンではない。ただ、テレビやラジオをぼんやり聴いていて、「あれ?これ、何かに似ているぞ、、」と思うようになった。まぁ確かに、おにゃん子とは比較されけど、それとも違う。勿論、秋元さんの「矢島美容室」とも「野猿」とも違う。で、最近腑に落ちたのが時代の寵児と言われたある人、そう「小室哲哉」の戦略はAKB48の戦略と被ったのだ。秋元さん自身90年代はその方法は使っていなかったけど、本人が意識しているのかは不明。

結局的に、CDが売れるのは1番に「クオリティ」だと言われているけど、実はそうじゃない。大事なのは、時代を操作する方法なのだと思うんだ。ある意味で「洗脳」とも言える。今から考えれば、90年代後半における小室の戦略は凄かったし、画期的だった。その上で楽曲も良かったんだから、もはや天才と呼ぶに相応しい。

以下、簡単に「小室哲哉」「秋元康」の似ている戦略を解説します。

●1.徹底的なメディア露出による洗脳。

正直、今のAKB戦略は本当に洗脳だと思っている。大量の広告に大量の番組。これは秋元さんがテレビ界で最も早く使った手法ではなく、90年代後半から突出して有名になった方法です。例えば、90年代後半のテレビ欄を見ると、小室系の企業がスポンサーを勤める音楽番組が各局に並んでいた。例えば、フジテレビ系の「music CLAMP」とか色々とあるんだけど、今のテレビ欄を見ても、、

日テレ系「AKBINGO」
フジテレビ系「AKB映像センター」
TBS系「有吉AKB共和国 」

他にも、個人単位で見れば「新堂本兄弟」であったり、「ひるおび」だったりするだけど、その番組内では当然のようにAKB48の楽曲が流れる。乃木坂46やSKE48なども含めたら多く番組に秋元さんが関与している事が分かる。さらに、CMのタイアップやラジオ番組(AKBのオールナイトニッポンなど)によって大量に楽曲が視聴者に発信させていく。今の時代、「SoftBankのおとうさん犬」か「AKB」かどっちの方が露出が高い?みたいな勝負が出来る。

徹底的な露出によって、視聴者はAKBの楽曲に洗脳されていく。学説があるのか分からないけど、人は沢山聴いた楽曲に親しみ持つらしい。

●2.歌い手は誰でも良い。


これはたぶん、小室さんが一番最初に仕掛けた事だと思う。例で言えば、観月ありさ「TOO SHY SHY BOY!」、篠原涼子「愛しさと切なさと心強さと」、ダウンタウン浜田雅功「WOW WAR TONIGHT」だったりする。これらの人はブロの歌手ではなく、タレントである。レコーディングの段階で加工しているのだろうけど、元々は歌手ではなく、歌に関しては素人だったりする。AKBもプロのアイドルではあるけど、プロの歌手ではない。色々と批判はあるだろうけど、ずば抜けて歌唱力があるというわけではないと思う。実際問題、口パクで歌っているのでは?という噂もあるようです。顔がかわいいねーちゃんで、音痴で無ければ誰でもいいのかも?





小室さん何て自分の彼女(当時)の華原朋美さんに歌を歌わせているんだから、それはそれで凄いと思う。

結局、歌の上手い下手は関係なくて、大人がクオリティの高い物を用意して、それなりのクオリティが維持されれば良いという発想なのかもしれない。

●3.エグザイルがヒットした理由。


今でこそエグザイルって有名なアーティストですが、00年代後半まではヒット曲と言えば「Choo Choo Train 」くらいしか無かったし、多くの人がそれしか知らなかった(まぁ僕の感覚として、、)と思うけど、それを一躍国民的なグループにしたのが、バラエティ番組の「めちゃイケ」における「オファーシリーズ」だったりする。ナイナイの岡村さんが「オカザエル」と題して、エグザイルのライブに乱入した。その後、ライブDVDがバカ売れしたりして、エグザイルを一躍国民的なグループにした。

これはAKBも同じで、昔は秋葉原にある専用劇場で歌うだけだったグループがいつの間にか東京ドームを満杯にあるグループに成長した。ただ。これは劇場の人気も一躍を担うけど、やっぱりテレビの露出が影響している。やっぱり秋元康のコネという意味合いは強い。

結局、劇場でずっと歌っているだけだったら今の地位は無かったと思う。

たぶん、AKBのターニングポイントって総選挙の時だった思う。CDの売り上げ的には「RIVER」がメジャーで初めての1位を獲得した。丁度、AKBがメディアに露出し始めた時期と重なる。その辺りからAKBは秋葉原のディープなグループではなく国民的なアイドルグループになったんだよね。

●4.結局、CDを売る方法は一つしか無いのか?〜音楽が売れない時代に本当にCDを売る方法〜


AKB48を見ていて思った事はやはり、今の時代にCDを売る方法は一つしか無いと思うんです。

メディアに露出して洗脳する。

これはAKBでのテレビ番組であったり、小室さんで言うタイアップ戦略の一旦だったりする。例えば、ジャニーズ系だってメディアを上手く利用しているからの成功だと思う。これだけネットネットという時代において、ネット限定のジャニーズ系アイドルが出ないというのもその例だし、オリコンチャートにもインディーズで100万枚(近いのはゴールデンボンバー)なんてここ数年は皆無。本当に楽曲がCDの売り上げを左右するとは限らない。「モーニング娘。」だってテレ東の「アサヤン」発のアイドルだし、90年代後半て言うウリナリの「ポケビ」「ブラビ」がそうだった。





最後に言うと、

秋元さんが展開する手法はCDを売るためには正しい。
もっと言えばCDを売るためには秋元さんや小室さんの手法を使うしか無い。

未だに、音楽業界は小室哲哉の呪縛にはまっているのかもしれない。
スポンサーリンク