今やスマートフォンの代名詞と言えば、韓国サムスン電子の「GALAXY」と米アップル社の「iPhone」だろう。一部ではSONYの「Xperia」もそうだろ!という意見もあるが、今回は置いておこう。最近ではその躍進ぶりを受けて、日本でも「サムスンに学べ!」といった風潮が強い。サムスンに関連する本も色々と出ている。しかし、現実の韓国が日本人が思っているほど良いとは言い切れない。別の良い方をすれ、悪いといってもいい。本書では図解入りで韓国の現実をデータを元に克明に綴る。これが本当の韓国の姿なのかもしれない、、。
●国内市場を食い物にいるサムスン電子

サムスン電子と言えば日本にとってSONYやSHARPと比較すると、勝ち組企業とったイメージがある。しかし、実際の韓国はIMFの管理下以降、企業の統廃合を進み「サムスン電子」や「LG電子」といった少数の企業が市場を独占している。韓国企業が利益を上げている背景には、ある意味で独占の強みがある。サムスン電子の海外市場での売り上げは約63兆ウォン、対して国内市場は18兆ウォンと格段の差があるが、営業利益率で見ると22%を占める国内で87%の営業利益を稼いでいる。韓国市場で荒稼ぎをし、その原資を海外での販売に当てる。しかし、海外ではあまり儲かっていない。現代自動車の場合、海外よりも100万円ほど高い金額で車を国内で販売しているのだから、それはそれで凄いぼったくりだ。

韓国のサムスン電子などが大切にするのは、つまり株主だ。自国の国民を豊かにするのではなく、株主にいくら配当を出せるのか、ある意味でグローバル化の極みだが、それが現実だそうだ。サムスン栄えて国滅ぶ!だろう。
●韓国でオンラインゲームが普及した背景

日本ではオンラインゲームはあまり普及していない(最近では、パズドラとかもあるけど、、)のに対して、韓国では主流はオンラインゲームだ。これが普及した背景には韓国の奥お国事情があるらしい。韓国ではパッケージゲームを発売してもすぐに偽物を販売されてしまう。中国にも似ているが、韓国には著作権を守るという意識が薄いらしい。だから、模造品が出ないオンラインゲームが普及したのだそうだ。

●韓国は日本にとってどうでもいい国

先日、紹介した三橋氏の中国の本でも同じだが、中国と同様に日本は韓国との貿易が無くなっても支障はないのだそうだ。例えば、対韓国黒字はGDP比で0.45%、韓国のからの輸入で0.68%、韓国への輸出で1.12%。逆に韓国ではハイテク製品を作るための資本財(例えば工作機械)などが入らないと、スマートフォンといった主力製品を製造する事ができないのだ。これは中国と似たようなものだろう。国内で作る事ができない、作るという努力もしていないそうだ。

●韓国の失業率が低いのには裏がある

韓国の失業率が3.7%と聞いて、日本人は「さすがサムスン電子のある国だ、日本もグローバル化をするべし」と思う人も多いだうろ。しかし、韓国の失業率には裏があって、失業者の定義がもの凄く狭いのだそうだ。失業者になりたくてもなれない、韓国のニートは100万人を突破し、2003年の75万人から急増している。潜在的な失業者は21.2%とも言われているそうです。

大学の受験がニュースにも取り上げられる韓国ですが、よく「大学のレベルが一生を決める」と言われています。それは事実なので、実際、大学の進学率は90%超だそうです。しかし、新卒の半分が就職できない、といった現実があるそうです。国内に働き口がないので、韓国を出て海外に留学する。その一方で自殺者の急増。「生まれる前に自分の意思で祖国を選択できるなら、韓国を選びますか?」という質問に62%がNoと答えているのだから凄い。

こんな愛国心のない国に、日本の文化を否定されるのはどうかと思うけど、、。

●実は韓流ブームは作られた?

最近ではK-POPに代表されるアーティストの勢いが凄いと聞く。でも実はそうじゃない!実際、韓国のアーティストがライブなどを開催すると、チケットが売れずに開催を中止するケースが増えているそうだ。韓国が日本のメディアにお金をばらまき、意図的にブームを演出した。平日の昼間に韓流ドラマが流れる背景には「安いから!」という一言しかない。今や視聴率もとれず民放キー局の撤退が相次いでいるそうだ。ある調査によると、「韓流は好きですか?」という質問に対して、71.9%の主婦が「韓流は好きではない」と答えているそうです。

反日にこだわる韓国に未来はない、という事で著者は本書を締めくくっているのですが、我々日本人が思っている韓国とは違う姿。ある意味ではこれが韓国の現実なのかもしれません。別の意味では韓流や韓国を持ち上げるメディアの怖さ、その一面も垣間見える本でした。
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