リアル書店ではなくネット書店で買った。勝手に自分の中でそれなりに分厚い本が届くのかな?と思っていたら、もの凄く薄い、例えるならムックのような本が届いた。ページ数が薄いからといって中身が薄いのか、というと必ずしもそうではない。いゃむしろ、このページ数で専門書何冊分ものインパクトがある。我々日本人は「日本」に対して悲観的だ。1000兆円と言える国家債務、少子高齢化、年金不安、挙げたらキリがない。しかし、著者が言うように、実は日本経済は世界最強なのだ。
よく考えてみてほしい、この情報、例えば「日本が破綻する」といった情報は誰が流しているのか?それは、マスコミであり元を辿れば官僚だったりする。もしくは御用学者か、、。最近、経済関連の本を読んでいるが、最近のトレンドとして、国家の債務で不安を煽るのではなく、日本国最強を唱える本は多い。この本と先日、紹介したぐっちーさんの考えが似ている部分がある。

●借金は減らす必要がない?

これは面白い話だった。よくテレビのニュースなどでは、「借金を孫の代に残す気か?」といった議論がありますが、実は、債務は孫の代まで残すという話以前に返す必要がないと著者はいいます。
少子化が極端に進んで、何千年かに日本国民が1人だけになったとします。その彼が「もう日本国民やめてアメリカ人になろう」と考えたら、まず日本国家を清算しなければなりません。そのとき、彼は日本政府の「莫大な借金」を背負って途方にくれることになるでしょうか?

(中略)

巨額の負債と巨額の資産を保有しているはずです。当然ですね。日本国民は彼1人なのですから、国家のバランスシートと彼の個人のバランスシートはイーコルです。そして「自分自身から借りている」資産を相殺して、それで相殺して終わりです。政府の借金も相殺されて、奇麗さっぱり消滅してしまいます。
実は、日本は巨額の借金がある一方で、巨額の資産も持っている。確かに、債務として計上はされるものの、それと同時に同額の資産が国際を買った人にわたります。日本の国債は殆どは国内で処理されているので、日本人がそれだけの資産を持っている事になります。

●実は、日本は輸出立国ではない?

日本の公務員は統計データを見れば、必ずしも多いとは限らない。むしろ、少ないくらい。国家の汚職なども世界的に見れば低い。ニュースがあれだけ国の汚職などを批判するのは、事実がそこにあるのではなく、それを報道すると視聴率が取れるからです。

さらに、日本は輸出企業で円高は悪だ!という議論がありますが、既に日本の輸出産業は日本全体で見ると2割ほどしかないそうです。任天堂やトヨタといった一部の輸出依存企業が儲かるだけで、日本の大半が内需によって潤っているのです。だから、今の円安が日本を崩壊させる?という話もあります。

本書では繰り返し、日本は強い!世界は日本に憧れていると綴っています。
確かに、今の日本はテレビや新聞の影響で悲観になりすぎている。もっと日本を見直してもいいと思いました。図解入りでとても読みやすいです。三橋さんの他の著書も読んでみょうと思ってます。おもしろかったです。
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