アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2013-03-13)
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アカデミー賞で「作品賞」を受賞したとの事で早速、近所のツタヤでレンタルしてきました。この作品は79年にイランで起こったアメリカ大使館人質事件でCIAが実際に行った秘密救出作戦を映画化したものてせす。簡単に要約すれば、架空の映画撮影クルーを装ってアメリカ人をイランから救出するまでの物語という事になる。僕は、この作品を観て率直に思った事は「アカデミー賞」ってこういう事なのか。という事を思いました。日本でも作品がアカデミー賞を獲得すると、さも面白いかのように扱う。しかし、アメリカでアカデミー賞を受賞する作品は面白さよりも、作品の全体としての完成度を重要視するようだ。たぶん、多くの人が「アルゴ」よりも「ミッション:インポッシブル」の方が面白いと言うだろう。娯楽作品、単純に面白い作品が選ばれないところが凄いとも思う。

アメリカの娯楽大作のように変身して敵と戦うといった事も、007のような派手なアクションもない。見せ場があるとすれば、イランの空港で6名の大使館員と共にいるトニー・メンデスが空港でのチェックを通過する場面、イラン側に素性がばれる…ここ捕まってしまうのか?航空機出発ギリギリの手に汗握る場面。娯楽大作は違うが、完成度としては抜群に優れている。言い換えれば、「超1級のポリティカルサスペンス」だと思う。随所に70年代、80年代映画を思わせる演出や台詞が入っていた点は映画ファンならにゃりなポイントでしょう。本作のキーになっている架空の映画「アルゴ」も、元を辿れば「スターウォーズ」のパロディだったりする。主演と監督を勤めたベン・アフレックは終始、無表情だが語らない事の強みを感じました。監督3作目だそうですが、一部ではイーストウッドの再来などと呼ばれているそうです。

映画は素晴らしいと思います。完成度も高いです。
ただ、娯楽作品を求めている人は後悔すると思います。それ前もって説明しておきます。
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