メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD
角川書店 (2012-10-26)
売り上げランキング: 196

ツタヤで新作にも関わらず、7泊8日で借りられた。スピルバーグが生み出した映画界の傑作「メン・イン・ブラック」の3作目。宇宙人との戦いを舞台に、ウィル・スミスの軽妙な語り口と独特の雰囲気で味を出すトミー・リー・ジョーンズの掛け合いが見所。1作目が1997年公開したのというのは、驚きだ。未だに色あせない映画の一つ。今作は、その「メン・イン・ブラック」シリーズの3作目に当たる。2が2002年公開なので、約10年の時を経ての最新作となる。

宇宙に存在する極悪非道な犯罪者を収監する刑務所「ルナマックス銀河系刑務所」から、ボグロダイト星人・ボリスが脱獄した。過去にエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)が逮捕し、約40年間服役していた。エージェントKとエージェントJ(ウィル・スミス)は絶妙なコンビネーションで次々に違法宇宙人の捜査に当たっていた。そんな時、エージェントKの元にボリス脱獄の連絡が入る。彼は、逮捕ではなく、殺しておくべきだったと後悔する。そんな時、ボリスは過去に戻り、エージェントKを暗殺する事を画策する。そんな時、世界からエージェントKが消えた。なんと、40数年前に暗殺されていた事が判明する。JはKを救うために1969年7月15日にタイムトラベルし、ボリスを倒すことになる。

1作目では、エージェントなりたてのウィル・スミス。2作目では、トミー・リー・ジョーンズとの友情がテーマだったりする。3作目が何なのか?というと、少し疑問が残る。一応、Kを守るためという事だが、タイムトラベルネタはありきたりで斬新さが少々無いような気がした。やはり、ハリウッド作品というと、過激でハラハラドキドキするアクションであったり、巧妙に練られた脚本だったりする。最後にアポロを乗せたロケット発射台で、ボリスと戦うシーンは見物ではあるが、過去作品に比べると派手差の無さは否めない。本作の魅力はやはり、ウィル・スミスが高層ビルからダイブしてタイムトラベルするシーンでしょう。本作は全編通して敵との戦いではなく、ストーリーの巧妙さに定評がある。それは、銀河系を救う戦いだったりする。これに加えて、コンビ2人のお笑い漫才顔負けのセリフ回しだと思う。Kがコーヒーを飲んで「虫の死がい」だといったり、ウィル・スミスのアメリカらしいギャグやセリフ一つ一つが笑える。車を盗んで、「黒人が高い車乗ったらいけないのか?」だったりする。40年前、29歳のKを66歳のトミー・リー・ジョーンズが演じているところが、また面白い。

派手さはない、過去作品と比べると見劣りする。しかし、ハリウッドだ。娯楽作品としての完成度は高い。一つ注文があれば、この作品は過去2作品(少なくとも1作品)は見ていないと内容に置いてけぼりをくらう。この作品はある意味でファンサービスのような印象を受ける。もう一つの問題があるとすれば、トミー・リー・ジョーンズに缶コーヒーの印象が付きすぎているという点かもしれない。10年後に4作目が出たら、また観てしまうと思います。

重いテーマは一切ない。娯楽作品として誰が観ても楽しめる1作だと思います。
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