自分は音楽が好きな方なので、はてなブで見つけて(1つのコードって何だ?)と思って読みましたよ「JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード」。ふむふむ、どうやらJPOPの曲は(IV△7 → V7 → IIIm7 → VIm)というコードが使われまくっているらしいけど・・。

よく分かりません。だって、だって、音痴なんだもん・・。(ド〜♪ ミ〜♪ ソ〜♪)
これおそらく多くのミュージシャンが薄々気づいていたんだろうけど、誰もきちんと語ったことの無い話題で、だからそれを明らかにするのはスゴク有意義なことだと思ったんですが、とにかく語りたい事が多すぎて、最初のテイクでは1時間以上になってしまって焦りました。

JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話 - 音極道 Music Hacks:
音楽の知識ウンヌンは皆無だけど、実際に「王道進行」が使われている曲(大迷惑,Fragileとか)を聴いてみると(自分の好きな曲とか、Fragileとか、ど真ん中で王道進行だったのか!)って知ると、ちょっと笑っちゃいますね。完全に、JPOP業界の良いお客さんですよ・・。(笑)

でも、この動画を観て思うったのは(JPOPが似たり寄ったり臭を漂わせているのは「王道進行」だけなのか?)と言うコト。難しい表現ですけど、「王道進行的なルール?」って(歌詞)の中にも存在しているような気がするんです。単語で(○○が使われている)という表現は無理ですけど、JPOPって何故か(失恋)の曲がめっさ多い。

聴く曲、聴く曲、(好きだったんだよ!)(辛い思いをさせてゴメンね!)ばっかり・・。
(そろそろ、耳たぶに(失恋)って印刷されちゃいますよ?!)

あまり知識は無いけど、それっぽくJPOP歌詞を語ってみょうと思います。(笑)

歌(=恋うた)という日本人の誤解


まず、自分も含めて誤解していると思うんですけど、歌って別に(恋うた)が全てじゃない。
当たり前っちゃ当たり前、歌詞に(恋の話)を書かなきゃ行けない法律なんか無いんです。

それこそ、「だんご3兄弟」のように(しょうゆ塗られて、だんご!)だって良い。
それこそ、「キグルミ」のように(たらこ、たらこ、スイッチョ!)でも良い。

世界的にも(恋うた)がマジョリティであるのは確実にそう。だけど、海外は(ビールトズの「Help!」のように(人生論)を語る歌とか、U2の「With Or Without You」みたいに政治的な要素を含んで歌詞だったり、恋というか、愛に対する心をぎゅっと�拙まれる歌も多いはず。
(Help!) I need somebody (Help!) Not just anybody (Help!) You know I need someone Help!

助けて!誰か必要なんだ助けて!誰でもいいわけじゃないけど
助けて!誰か必要ってわかるでしょ
助けて

ビートルズ 『ヘルプ!』 - 洋楽 歌詞・日本語訳Navi:
なのに、日本は例外的に(恋うた)の比率が圧倒的じゃないですか?

それも、視点が(別れの直近)に集中し過ぎてる。「王道進行」じゃないけど、「王道歌詞」みたいな雰囲気があると思うんです。後でも話しますけど、簡単に説明するなら(別れなきゃよかった!)という歌詞ばっかり。海外と違って日本はテレビで流すのが目的だし、F1とかM1(男女20〜34歳)がメインターゲットなので、そいう傾向になるのも分かりますよ。

分かるけど、(倖田來未さん)(青山テルマさん)の曲を聴くと、ま〜見事に恋の滝登り状態だなって、思う時があるんです。どの曲も同じ方向に。そして、作者からの(あんた達、こんな曲好きなんでしょ!)感がビンビン伝わって来る時があるんです。
だけど 目を閉じる時 眠ろうとする時 逃げ切れないよ、

あなたの事思い出しては1人泣いてたの。

そばにいるね / 青山テルマ
あいまいな関係でもいい

いつもと変わらず優しくしていて 本当のことは言わないで

会えなくなるなんてもう 受け止められないよ。

愛のうた / 倖田來未
チョイスが悪いのかもしれないけど、言いコトも言い方も同じじゃないですか?

失恋好きな日本人


日本人はどれ位(失恋ソング)が好きなのか?
歴代のシングル売り上げランキングから、失恋がテーマになっている曲の数を調べてみました。
ジャンルが違う作品は除いています。)

1.TSUNAMI  サザンオールスターズ 293万枚(○)  2000年
2.君がいるだけで 米米CLUB 289万枚(○)  1992年
3.SAY YES CHAGE&ASKA 282万枚(×)   1991年
4.Tomorrow never knows Mr.Children 275万枚(○)  1994年
5.ラブストーリーは突然に 小田和正 258万枚(×) 1991年
6.世界に一つだけの花     SMAP 257万枚(×) 2003年
7.LOVE LOVE LOVE DREAMS COME TRUE 248万枚(○) 1995年
8.YAH YAH YAH CHAGE&ASKA 241万枚(×) 1993年
9.名もなき詩    Mr.Children 230万枚(○) 1996年
10.桜坂    福山雅治 229万枚(○) 2000年
11.CAN YOU CELEBRATE?   安室奈美恵 229万枚(×) 1997年
12.DEPARTURES  globe 228万枚(○) 1996年
13.WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント H Jungle With t 213万枚(○) 1995年
14.Automatic 宇多田ヒカル 206万枚(×) 1998年
15.TRUE LOVE   藤井フミヤ 202万枚(○) 1993年
16.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない B'z 202万枚(×) 1993年
17.恋しさと せつなさと 心強さと 篠原涼子 with t.komuro 202万枚(○) 1994年
18.愛は勝つ  KAN 201万枚(○) 1990年
19.ロード  THE 虎 舞竜 199万枚(×) 1993年
20.innocent world   Mr.Children 193万枚(○) 1994年

20曲中/12曲

約半分が失恋がテーマの曲。残りの半分が、人生論や恋人に対する思いを綴った曲となっています。さすがに100曲全てを調べる時間は無かったんですが、下位の方(SPEEDさん,浜崎あゆみさん,倉木麻衣さん)は失恋率は高いようです。
(ただ、失恋じゃなくて恋という点で考えれば、↑の曲は99%が「恋うた」ですね。)

愛と勇気だけが友達・・アンパンマンですかっ!

文章能力低下が音楽業界衰退を招いた?


CD屋のおじさんじゃないから実感は皆無だけど、根本的にCDが売れなくなった理由って、大袈裟な話をすると「文章能力低下」と密接に関係していると思うんです。

歌詞を書くのって、簡単に言えば(コピーライター3分間!)みたいな作業。約3分間という時間の中で、ZARDさんのように(負けないで、ゴールはそこに近づいてる)とか、ELTさんの(傷跡が癒えた瞬間、本当のやさしいの意味が分かるよ)のようなメッセージを伝える。もののけ姫のコピーのように全体「生きろ。」の3文字で伝える。要は、「生きろ。」を説明したのが「もののけ姫」なワケじゃないですか?

こんなの、相当な文章能力持ち合わせが無きゃ生み出せないです。
だって、全部を知った上で出した結論が「生きろ。」3文字なんですから・・。

歌詞も同じで、ZARDさんの「負けないで」だって(恋に負けないで?)(怖がらないで?)(逃げないで?)(落ち込まないで?)色々な意味をひっくるめての「負けないで」という坂井さんからのメッセージだと思うんです。

で、最近の歌詞を見ると、どうにも浅いというか?何と言うか?
これは言葉で説明するのが難しいので、最近のJPOPの歌詞を紹介してみょうと思います。

まず誤っときます。アーテスィト自体を否定するつもりはありませんし、聴く側を否定するつもりもありません。ただ、歌詞の意味が自分として理解できないという事です。)
クラゲ、流れ星 見つけられずに あなたの言葉も 忘れちゃいそうだよ たった一つ信じている強さがあれば 苦しくなく 好きでいられるのかな

大塚愛 / クラゲ流れ星
うまく行かない日だって 2人で居れば晴れだって! 強がりや寂しさも 忘れられるから 僕は君でなら 僕で居れるから! だからいつも そばにいてよ 『愛しい君へ』

GReeeeN / キセキ
5年たった今でも ゆらゆらと陽炎のように 星になった君に触れることは できないけれど 今夜も夢を見よう…

絢香 / 今夜も星に抱かれて…
あなたなしじゃいられない、と思い ひとりが自由だ、とも思う 笑顔と涙、繰り返し

GIRL NEXT DOOR / 偶然の確率
(↑)何故、そんなに(直近の別れ)を伝えようとするんですか?

歌の内容が(恋)に偏るのは仕方ない。けど、ここまで(視点)と(表現方法)が同じになる必要ってあります?味付けが違うだけで、結局は全部がチャーハンみたいな。失恋だって、人によって色んな捉え方があるはず。彼女や彼氏にフラれて(がんばって行こう!)、人生の中で(宝物)のような恋だったりね。逆に、恋をして「別れて悲しい、辛いよ・・。」しか得られないって、浅い恋(浅恋)じゃないですか。そんなの、態々メディア通して伝えるメッセージ性は無いと思う。CDが売れなくなった理由も端的に言えば、コレでしょ!

「別れて悲しい、辛いよ・・。」って伝えられたって、人生に反映のしょうが無いですから・・。

でも、歌手の人にも伝えたいメッセージはあると思うんです。
あるけど、上手に伝されない。この辺が(↑)で言ってる「文章能力低下」と関係あるんじゃないかと言う話です。やっぱり、人って(無)から言葉を創造するのは無理。自分も本や漫画からの知識を引用する場合がありますけど、他人の表現に自分なりの表現を加える。言葉を作る方法って、これだと思うんですよね。作るからには、言葉というパーツを沢山持ってた方が有利。ガムプラじゃないけど、その上に塗装をしたり、削ったりして自分オリジナルのガンプラ・・じゃなくて、言葉が完成する。(←自分への戒め)

昔は歌詞が良かったから売れた?


CDにしろ、DVDにしろ、本にしろ、現物を店舗(ネットも含め)まで買いに行かせるコンテンツの力って凄い。理由はさまざまだけど、1回〜2回しか読まない本を買う、レンタルの数倍もするCDを買う、レンタルで数百円で済むのに何千円もするDVDを買う。人が商品を買う理由はさまざまだけど、大抵の場合は(そこから、何かを得た)場合だと思うんです(自分のように、梱包目当ても?)。人って不思議な生き物で、自分が共感した作品や感銘した作品があると、自分の手元に保持しょうとする。そして、作者に対価を払おうとする(アニメが良い例)。

本当に、商品を購入する理由は人それぞれなようで・・。(↓)
僕にとって『CD/レコード買う』という行為は何ものにも替えがたい最高の快楽です。時間があるときは丸一日かけてお気に入りのレコード屋をはしごします。(中略)

「何かを買う」という行為は、『目的のものを手に入れる』ということ以上の快楽を含んでいます。数多ある選択肢の中から、自分にとって必要なものを選択し、手に取り、比較し、試し、決断し、購入する。人は「必要だから」これらのプロセスを経るのではありません。このプロセス自体が大いなる快楽となるからこそ、わざわざ不便を承知で「遠回り」するのではないでしょうか。

『CD/レコードを買う』って本当は凄く贅沢で楽しいことなのにね。 - 想像力はベッドルームと路上から:
自分のライブラリに加える音楽は、CD購入かレンタルが主流だが、CD購入の場合の「お気に入りのアーティスト」か「CD購入でしか入手できない」ってのは、住んでる地域と聞く音楽の種類に大きく左右される。

いつまで音楽はCDにこだわり続けるのだろう? - 北の大地から送る物欲日記:
大きな声では言えないですが、現実として対価を払わずに音源を、それも音質がいい音源を手に入れることができることも知っている人です。 でも、LPサイズのパッケージが欲しいと。 音楽を買って楽しむと言うことは、ジャケットの絵や写真、ライナーノートなど、音楽以外の部分も含めて楽しむと言うことであり、それを所有したいという欲求があるから買うんだと。そういうことみたいなんですね。

音質はともかくとして、ニコニコ動画に行けばこれ聞けるんですよね。ニコ動の音質じゃ満足できないかって??んなことない。実際CD買ったけれど携帯に突っ込んでLISMOで聴いている。それもいい加減な1000円くらいのヘッドフォンで聴いている。たぶん音質にこだわる人ならすぐにわかるレベルで劣化しているはず。 欲しいから買った。それだけです。それ以上の理由はないです。(中略)

おそらく今くらいの販売数ってのがもともとの需要なんでしょう。

東京の交通の要衝 - tanabeebanatの日記:
でもよく考えれば、人間って異常ですよね。いゃ、上手いコトできてるのか?
1枚100円位でレンタルできるのに、1500円近くもするCDを買おうとする。本だって1回程度しか普通は読まないのに、図書館やブックオフがあるのに、新品の本を毎月のように購入する。
しかも、それを保存食のように長期間保存するんですから・・。(笑)

話が飛びましたけど、昔は曲に対して対価を払っていた。
音楽業界は(違法配信のせいだ!)とか言うけど・・。(歴代の名曲)の歌詞を見れば、聴く側が対価を支払っていた理由は薄々、聴く側にとっては明確に分かるはず。(↓)
負けないで ほらそこに ゴールは近づいてる どんなに 離れてても 心は そばにいるわ 感じてね 見つめる瞳

ZARD / 負けないで
     
人ごみに流されて 変わってゆく私を あなたはときどき 遠くでしかって あなたは私の 青春そのもの

松任谷由実 / 卒業写真
     
前髪が伸びたね 同じくらいになった 左利きも慣れたし 風邪も治った  愛が夢を邪魔する 夢が愛を見つける やさしさが 愛を探して あなたが私を 選んでくれたから

globe / DEPARTURES
     
残された傷あとが 消えた瞬間 本当の優しさの 意味がわかるよ きっと  過ぎた日に背をむけずに ゆっくり時間(とき)を感じて いつかまた笑って 会えるといいね

Every Little Thing / Time goes by
        

こりゃ、売れるわ!

音楽業界が招いた衰退劇。


「王道進行」と同じで(恋うた)自体に罪は無いし、作っている側にも罪はない。CDを売るには、必然的に(万人受け)する曲を作らなくちゃならない。そのためには、誰しも経験がある(恋)というジャンル。その中でも印象的な(失恋)という視点に歌詞が集中してしまうのも、ある程度は仕方のないとも思います。映画で言ったら、「ダイ・ハード」のようなスーパーマン刑事が出る映画ばっかりが撮られるのと同じ理屈ですから・・。

     

ただ、安易にそれを利用した(王道進行+失恋歌詞)の曲が何十年も売れ続ける訳が無い。
曲を聴く理由は様々だけど、人は曲から得たモノ、得るモノがあれば(CD購入)という対価を払ってくれる。恋でも愛でも良い。聴く側は(言葉にできない感情)の代弁者を、歌を通して伝えてくれるのを待っているんじゃないかと思います。

なんて、お話です。(笑)

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